発達障害のお子さんを持つ親御さんは、教材、家庭教師、塾などを検討されている方は多いのではないでしょうか?
しかし実際利用しようとしても何がいいかわからない、何に気をつけて探したらいいかわからないと言う方も多いのではないでしょうか?
私もうちの子に教材をやらせようとした時本当に悩み、大変でした。
実際にうちの子が教材をしてみて、もっとこう言うところに気をつけて探せばよかったという後悔もあります。
皆さんに同じような後悔をしてほしくないので、オススメの教材の要件や、私がオススメする教材について紹介していきますね。
発達障害のお子さんにおススメの教材の要件
私の経験から考える発達障害のお子さんにおススメの教材の要件として、お子さんが楽しんで学習できる、学習計画を立ててくれる・立てやすい、保護者がお子さんの学習について相談できるシステムがあることがあげられます。
発達障害のお子さんは集中力が続かないことや、勉強が理解できず学習時間が憂鬱な時間になってしまう、何をどうやって勉強したらいいのかわからない、保護者は必死に学習させようとついつい怒ってしまうなども問題が出てきます。
そういった問題が起こらないためにも上記の要件を満たしている要件の教材を利用していくことをおススメします。
発達障害のお子さんに使える教材ランキング
教材といってもたくさんありますよね。どの教材がいいのか迷われる方も多いと思います。
これから書かれている発達障害のお子さんに使える教材ランキングを是非参考にしてもらい、お子さんに合った教材を見つけてあげてください。
1位:すらら
すららはタブレット学習で、短い時間で集中できるように「対話型」「参加型」のアニメ動画でお子さんが飽きることなく学習することができます。小テストは定期的行われており、自動採点ですのでお子さんを待たすことなく採点結果がでるので時間に無駄がありません
教科は、国語、算数(数学)、英語です。月謝は約8000円程度で対象者は小1~高3で幅広い年代のお子さんが利用することができます。
すららはすららコーチがお子さん一人に対して1人つくようになっており、お子さんの特徴、勉強の進捗状況を把握しお子さんにあった学習計画を立ててくれます。保護者にも子供のかかわり方などのアドバイスをしてくれるのでとても心強いですよね。
そしてすららの最大の特徴は「無学年方式」です。苦手なところは何度でもさかのぼり学習ができますし、得意なところは学年を超えて学習することができます。
2位:進研ゼミ小学講座
進研ゼミ小学講座は、発達障害のお子さん専用の教材はありませんが進研ゼミ小学講座を利用している発達障害のお子さんはいます。
お子さんの学年とは違う学年の講座を受講することが可能です。そして紙で作られた教材である「チャレンジ」のほかにデジタル教材として「チャレンジタッチ」があります。お子さんの特性に合わせて選ぶことができます。
またお子さんの学習についての相談も気軽にすることができますし、発達障害支援サイトがあり、お子さんとの関わり方についてアドバイスが詳しく書かれています。
料金は月々約3000円~7000円程度で学年やコースによって変動があります。
3位:スタディサプリ
https://www.youtube.com/watch?v=5OE2GY6Vh4U&t=274s
スタディサプリは小学4年生~大学受験生までが対象となっています。月々980円の会費のみですべての年代・学年・教科を選び放題です。基本となるのが講義動画で、熟年の講師が要点整理やわかりやすい解説などを行ってくれます。
学習できる教科は国語、算数(数学)、理科、社会、英語です。各教科に「基礎コース」「応用コース」がありますので、お子さんの学習状況にあわせて選択してくださいね。
個別的なサポートはなく、自分で学習計画を立てて学習していきますが、スタディサプリのメリットは月々980円の会費で、大人も引き込まれる質の高い講義が何度も見ることができることです。苦手克服、先取り学習にはお勧めの教材です。
4位スマイルゼミ
スマイルゼミはノートサイズの専用のタブレットにデジタルペンで書きこんで学習を進めていきます。
学校で使っている教科書と授業の進捗に合わせて、毎月決まった分量が配信されます。苦手なポイントを登録すればその部分を重点的に学べるシステムがあったり、勉強した分だけゲームがあったりとお子さんが楽しんで勉強できます。保護者専用画面もあり、お子さんの学習の進捗状況などがすぐにわかります。
対象学年は小学1年生~中学3年生です。教科は小学1~2年生までは国語、算数、英語で3年生~中学3年生までは国語、算数(数学)、社会、英語です。価格は3600円~7980円(学年により変動あり)タブレット代は別に9980円かかります。
四谷学院 療育・特別支援は55段階のプログラムがあり、年齢や発達障害の状況に応じて、食事や排せつなどの「生活」、身体能力を高める「運動」、挨拶・会話・マナーなどなどの社会的に充実した「ソーシャルスキル」、読み書き・算数をはじめとする「勉強」などの各面について総合的に発達を促す教材です。
対象は2歳~小学4年生までです。1日30分程度親子と一緒に教材を使用し勉強していきます。教科としては算数、国語ですがその他にも生活やマナー、運動に関する教材があります。絵やカラフルな色を教材の中に取り入れておりお子さんも楽しんでできる教材になっています。
料金は分割払いの場合、10700円~で受講するコースにより変動はあります。
サポートとしては保護者と専門の講師が電話やメールなどでやりとりができて、お子さんのかかわり方についてアドバイスをしてもらえるため親子ともに安心して利用できます。
もっと勉強に力を入れたいお子さんには不向きですが、生活していく上での基礎を学べる教材になっていますよ。
6位:RISU算数
数のみのタブレット教材で、対象学年は小学生です。RISUの専用タブレットを利用して、「無学年制」で学習していきます。
料金はコースによって変動があり、約980円~8980円です。ホームページをご覧ください。
小学生が分かりやすいように、イラストがついているので、それをもとに思考させてくれます。しっかり理解してから次のステップへ進めてくれるので、苦手を克服することができます。
ほかの教科を学ぶことはできませんが、算数障害があるお子さんや算数が苦手なお子さん、算数をもっと学びたい方にはお勧めのタブレット教材です。
7位:TEENS
TEENSは発達障害のある小中高生向けの放課後ディサービスをしています。これまで数多くの発達障害のお子さんの学習サポートをしてきたノウハウを生かし発達障害のお子さん専用の学習教材の開発をしています。
TEENSの学習教材ではお子さんの理解度を知るためにテストを行い、その結果から、お子さんに合う教材を選定してくれます。教材は50種類のぼり、お子さんの学力に合わせた学習ができます。
教科は国語、算数(数学)、理科、社会です。対象は小中高生で、TEENSご利用のお子さんは無料で子の教材を利用することができます。
まとめ
発達障害のお子さんは集中力が続かないことや、勉強が理解できず学習時間が憂鬱な時間になってしまう、何をどうやって勉強したらいいのかわからない、保護者は必死に学習させようとついつい怒ってしまうなど、学習するうえで様々な問題がある中で、リーズナブルで質のいい教材、学習計画を立ててくれる、無学年方式など教材によって特徴は様々です。
私のおすすめは1位のすららですが、お子さんにも好みはありますよね。お子さんが楽しく学習していけるように、お子さんに合った教材を見つけてあげてくださいね。