最近、不登校の子どもの相談を受けることが増えました。
学力不振でもなく、いじめでもなく、一見何もかも上手くいっていたような、そんな子どもの不登校相談が多いんです。
今まで何事もなかったからこそ、高校進学の心配は当然。
でも、こんな子どもの不登校の方が根深くなかなか解消されないことが多いです。
メンタル面の心配はもちろん、学力や進学の相談の割合が大きいのも同じ親として仕方ないことだと思います。
不登校勝ちだった子どもも、ある日とつぜん不登校になってしまった子どもにも使えるタブレット教材をご存知ですか。
今日は、不登校の子どもの学力に悩む親御さんに文科省も認定している「すらら」教材の紹介をしようと思います。
すららってどんな教材?
「すらら」とは、手持ちのパソコンやタブレットで始められるIT教材のことです。
お家の部屋にいながら、学校や塾と変わらないレベルの学習ができる画期的な教育サービスだと思っています。
アニメキャラクターによる対話型学習で、飽きることなく、尚且つしっかりした学力をつけられるところが子どもにも人気なんです。
簡単に学習の流れを説明しますね。
↓
聞いて、見て、わかる
↓
その問題を解いてみる
↓
間違う
↓
苦手をキャッチし形を変えた問題を出題
↓
反復学習で苦手をなくす
アニメーション教材だから不安という声も時々聞きますが、そんなことは一切ありません(わたしが指導してきた経験上ですが)
逆に単なる学習教材より、子どもが自らハマってくれます。
単調な勉強は、わたし達大人だって面白くないですよね。
子どもの心を読みつくした、持続するアニメーション学習教材といえます。
対象となる生徒は?
すららの学習範囲は小学1年生~高校3年生になっています。
しかし、就学前に幼児教室に通う感覚で、取り入れてる家庭も増えてきています。
無学年学習方式を採用しているので、今の学年より先取りもできるし、何年もさかのぼって学びなおすこともできます。
わたしの息子は、発達障害があるのですが、そういった子どもも自分のペースで飽きることなく続けられるのでオススメします。
学校の定期テスト対策も充実していますから、何らかの理由で学校に行けない子や学びなおしが必要な子どもにもピッタリですよ。
すららは不登校の児童にもなぜおススメか?
文部科学省にこのようなページがあります。
不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について
参考:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121502/06041201.htm
この、IT等を活用した学習活動に、すららは含まれるのです。
すららを利用し、以下の点を満たしていれば不登校生徒も出席扱いしてもらえるという事です。
1)保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
2)ITや郵送、FAXなどの通信方法を活用した学習活動であること
3)訪問等による対面の指導が適切に行われること
4)学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
5)校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
6)学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること
すららで家庭学習をして、出席扱いにしてもらう場合、まず学校の校長先生の許可が必要です。
もちろん、担任の先生とも連携し、定期的な家庭訪問をしてもらうことが条件になります。
わたしの塾の生徒で、このスタイルで不登校2年目でも出席扱いにしてもらい、高校での復学を目指しすらら学習している子どもがいます。
学校も、最終的に復学してもらうことが第一です。
しかし、せっかく復学しても勉強についていけず、また不登校になってしまうケースもあるのです。
だから、すららのようなシステムを使いながら復学を目指すことに、少なくともわたしの生徒が通う学校は協力的でした。
出席日数や内申など、親御さんは気になることが絶えませんよね。
そのうち、1つでも解決させてくれる素晴らしいシステムだと思いますよ。
すららのおススメポイント5選
わたしが、すららをオススメするポイントはいくつかあります。
1.次世代型学習システムである
IT教材と呼ばれるものは、次の3つに分類されていました。
・問題配信型学習
・ゲーム型学習
これらの学習型全て、一長一短あります。
その短所を補い、この3つを複合した良いところ取りの学習教材が「すらら」なのです。
かわいく親しみあるキャラクターとの対話型指導でわかりやすいです。
対話型学習ってどんな感じ?と思った方は、YouTubeを見てみてください。理解したら、ドリルがあります。
ゲームをクリアするような感覚で、問題を解いていくんです。
もちろん、間違いに対しては見た目や出題する形を変えて何度も定着するまで別問題として出題されるんですよ。
この学習スタイルは文部科学大臣賞受賞も受賞しています。
信頼できるIT教材といえます。
すらら教材については、こちらのYouTubeを見るとイメージがわきやすいので参考にしてください。
https://youtu.be/7UzXgyGl6ck
2.積み上げ学習で根本的な理解ができる
大きく一度に理解することが難しい子は、たくさんいます。
だからこそ、すららは「スモールステップ」を大事にします。
小さな学びをコツコツ積み重ねていき、大きな達成感となることを勉強が苦手な子どもも味わうことができます。
だんだんと少しずつ難しい問題が解けていく喜びを、我が子にも知ってもらえるというわけです。
3.一人ひとりに合わせたドリル
アニメーション動画授業を見て「わかった!」をすぐに反映させるために、ピッタリの問題がドリルとして登場します。
理解したことをすぐにアウトプットしていき、定着させていくのです。
問題レベルも一人ひとり違います。
人によって、理解の深さやレベルが違うのは当たり前ですよね。
その時の子ども自身の力に見合った問題をチョイスしてくれます。
4.つまづき診断システム
「どこでわからなくなったのかわからない」という子どもは、とてもたくさんいます。
今、中学2年生の子のつまずきが、中学2年とは限りません。
中学1年、小学6年とさかのぼり、どこから自分がわからなくなったのかを診断してくれます。
こちらは特許も取得されているシステムなのです。
5.すららコーチと学習管理システム
「すらら」には、発達障害指導を長年携わっていたり、経験が豊富な専属のコーチがいます。
カリスマ講師と言われる塾講師もいるそうです。
その専属コーチが、子どもの学習やメンタル面のケアまでしっかりと見守り、ときにアドバイスもくれます。
また、学習管理システムにより「子どもが本当にちゃんと勉強しているのか」という親なら必ずあるだろう不安への対応もしてくれます。
子どもが学習した時間・範囲・正答率・どこでつまずいているのかを、わたし達保護者にメール送信してくれます。
これは、親にとって本当にうれしいですよね。
不登校のお子さんに対してすららと塾や家庭教師との違い
まず、不登校の子どもは何らかの理由から学校、または外に行けないのです。
対人に不安がある子が多いということですよね。
そんな時に、塾や家庭教師の先生と学習できるでしょうか。
学校以外なら大丈夫という子どももいます。
それなら、塾や家庭教師も「あり」とは思います。
しかし、その塾や家庭教師は「すらら」のように学校と連携し、出席扱いにしてもらえますか?
最大の違いはここにあると、わたしは考えています。
塾や家庭教師と変わらない、それ以上の成果がある上、不登校の場合「出席扱い」にしてもらえるのです。
これは、不登校の子どもを持つ家庭にとっては大きな違いになります。
すららを利用した方の口コミ
口コミ1
学校に行きにくい子で、学習に不安がありました。
すららを始めて、勉強に迷いがなくなっていく姿が徐々に自信に変わっていき、月に数回ですが通学するように。
今後、勉強で遅れないようすららで学びながら、学校に行く日が増えるように頑張ると前向きになってくれました。
口コミ2
中学に入ってから不登校が続いていました。
すららは学年をさかのぼって勉強できるます。
すららコーチの存在もあって、ダメ元で入会。
わからない・苦手なところ、自動で見つけて戻ってやり直してくれ 、間違いに対しその場で解説してくれます。
今も続いていて勉強に不安がなく、助かっています。
口コミ3
不登校がちで、塾に通うのを嫌がるので自宅でできる通信教育にしました。
教材はアニメーションでわかりやすく、丁寧に基礎から教えてくれています。
すららコーチの存在も本当に支えになっています。
料金は良心的で、合わなければすぐに辞められます。
参考:親御さんへのアンケート
すらら概要情報
インターネットを通じてゲーム感覚で学ぶことができる、デジタル教材です。
キャラクターと対話をしながら基礎概念から丁寧に学ぶことができます。
理解した内容を着実に応用できるように、出題形式が豊富で自由度の高い演習機能も一体化しているところもポイントの1つ。
保護者や先生が学習を管理機能も充実しています。
料金
入会金 | 全コース共通:10,000円 (7月31日まで無料!) |
小中コース | 月額 7480円~8000円(税抜き) |
中高コース | 月額 7480円~8000円(税抜き) |
小中校コース | 月額 10000円(税抜き) |
コース詳細
・小中コース
小学1年生から中学3年生までの範囲が学び放題になるコース。
こんな子どもにオススメなコースです。
・高学年になり急に勉強についていけなくなった子ども
・中学生になったけれど小学校の復習が必要な子ども
・中高コース
中学1年生から高校3年生までの範囲が学び放題になるコース。
こんな子どもにオススメなコースです。
・小学生範囲で8割以上取れる子ども
・中学生内容を振り返り学習したい高校生
・小中高コース
すららの全ての学習範囲、小学1年生から高校3年生までの範囲が学び放題になるコース。
こんな子どもにオススメなコースです。
・科目による理解にばらつきがある子ども
・わからなくなった場所がわからない子ども