発達障害

発達障害児教育を行うくもんに適合するお子さんとそうでない人

CMでもおなじみのくもん。全国で16000教室があり、長い実績もありますので保護者の世代でもくもんで学んだという方が多くいるのではないでしょうか?

実はくもんでは長年の指導経験をいかして障害児教育にも力を入れています。この記事ではくもんが行ってる障害児教育についてや実際に発達障害のうちの子どもがくもんで学習した体験談を紹介しています。

発達障害のお子さんの塾や教材選びの参考にしてくださいね。

くもんが行う障害児教育とは?

くもんが障害児教育にも力を入れていることを知っていますか?

50を超える国や地域で子ども達に学びの場を提供しているくもんですが、広汎性発達障害、知的発達遅滞、ダウン症、LD(学習障害)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、脳性マヒといった障害を持った子ども達の教育にも力を入れています。

くもんならではのスモールステップはさまざまな特性をもった子どもにぴったりの学習方法です。発達障害の子どものさまざまな課題がくもん式なら解決できるのです。そのため、療育施設でもくもんが取り入れられ多くの障害をもった子どもたちがくもんで学んでいます。

教育のコンセプト

くもんではさまざまな障害を持った子どもたちが今できることを大切にしています。どの子も伸びる可能性を持っているという理念のもとで子ども一人一人が持っている症状や特性に「ちょうど」合った学びを提供します。

くもんの指導法と教材を通して生活に必要な「こどば」「かず」の習得を目指し、子どもたちの自己肯定感を育てます。

実際にどのような教育を行っているのか?

実際にくもんではどのように発達障害の子どもたちが学習しているのか紹介します。

くもんといえばその子の理解度にぴったりと合った自習形式のプリントですよね。

発達障害の子どもでも基本的に自分でプリントを解くという教育方法になります。うちの子にもできるのかと心配でしたが、多くの発達障害の子どもが通っているという話を聞き、うちでも試してみることにしました。

くもんは教室により人員や施設が異なります。電話で相談すると発達障害の子どもの指導に適した教室を紹介してくれますよ。

入会の前に親子で見学をすることができ、その際の子どもの様子や注意点などを相談しました。その際、教室の内装の様子や他のお子さん、指導者の人柄などを見ることができるので良かったです。

くもんでは年に3回、2週間無料でくもんが体験できるイベントをやっています。うちも見学に行って良かったので無料体験学習をしました。

算数を受講しましたが、本当に基本的なところからスモールステップで学習することができます。学習内容は計算が中心で文章問題が苦手なうちの子には嫌にならずにできて良かったです。

無学年方式なので学年をさかのぼって学習をはじめました。学校の授業では半分以上分からなかったと思うのですが、くもんのプリントではまずはほとんど分かる問題に取り組むので「できた!」と嬉しそうに言っていたのが印象的でした。

さすがは100万人以上が利用するするくもん式ですね。プリントの質はとてもいいものでしたよ。

小さなお子さんの場合は運筆からはじめることもできるようです。発達障害のお子さんの中には握力が弱く鉛筆をうまく動かすことが苦手なお子さんもいますが、そういうお子さんのために6Bの濃い鉛筆が用意してあるなど、かなり発達障害のお子さんへの配慮がされていると感じました。

発達障害のお子さんへのくもんの教育 口コミ

発達障害のお子さんのくもんの口コミを紹介します。

口コミ.1

3年生の子供を公文に通わせています。
公文は個人個人に合わせて学習できますから、良いと思います。
(ウチの場合、家で全然集中しないので宿題をやらせるのが実に大変なのですが・・・)

子供が通っている教室では、障害のあるお子さんも多く学習していますが、
特に問題もなく、皆頑張っています!
お母さん同士の情報交換もでき、先生も色々アドバイスして下さいます。

学習の進みが速ければ名前を貼り出してもらえたり、
どんどん先の教材に進めるので、励みになるようです。
お子さんの個性に合えば集中力を発揮してくれるかもしれませんね!

発達障害に詳しい先生や、障害者クラスを持っている教室もありますし、
まずは問い合わせされてみてはいかがでしょうか^^

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10107734775

口コミ.2

プリントはスモールステップで、自分の余裕でできるところからスタートするので、発達障害のお子さんにはいいと思いますが、基本的には自主学習ですので自分で学習が進められるお子さんでないと不向きです。
公文は先生がプリントの採点に忙しく、横について教えてくれることはほとんどありませんので、集中力がなくてボーっとしてしまうようなら課題が進まないかも知れません。
また、同じような問題をひたすらやり続けなければいけないので、ADHDで飽きやすいお子さんには合わないかも知れません。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10107734775

口コミ.3

1年生から公文に通い始め、最初は線をひくことからコツコツとがんばり、今ではひらがな、カタカナ、一年生初期程度の漢字の読み書きができ、足し算引き算も二桁の簡単なものならできるようになりました。

教室によって先生の教え方も違うのですが、息子の通う教室の先生は「障害児も普通の子も同じように教える」という考えを持ち、他の子と一緒に机を並べて勉強しています。
特別扱いはなく、採点もほかの子と同じようにまたされます。
母の私も一緒に付き添っています。

出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2186256.html?from=recommend

 

くもんに合う発達障害のお子さん、そうでないお子さんの違い

WEBで多くの口コミを見たり、実際に自分の子どもを公文に通わせたりしてくもんに合うお子さんとそうでないお子さんがいることが分かりました。その違いを分かりやすく紹介します。

くもんに合うお子さん

くもんは周りのお子さん一斉に同じカリキュラムをこなす必要がありません。マイペースに自分の課題ができるお子さんはくもんに向いていると言えます。

繰り返し同じような問題を解くので、繰り返しが好きな子もくもんに合っていますよ。くもんをはじめてからじっと座っていることができるようになったというお子さんもいます。

くもんに合わないお子さん

くもんは基本自学習のスタイルをとっています。指導者が教室にはいますが、つきっきりで声をかけてくれることはありません。そこで、声かけがなくても自分でプリントを進めることができないお子さんにはくもんは難しいかもしれません。

また、一斉授業ではありませんが、周りで他のお子さんが学習しています。周囲のお子さんが気になって集中できない場合や立ち歩いたり声をあげたりして他のお子さんの邪魔をしてしまう可能性がある場合はくもんはあまり合わないかもしれません。

実際に私の子はどうだったか

うちの子もくもんの無料体験を受講したことがあります。

くもんのプリントは本当によくできていて、自分の力で解けた時は「できた!」ととても喜んでいました。

ただ、途中で集中力が切れたり分からない問題が出てくるとそこから進むことはできませんでした。周りが気になって立ち歩いてしまうこともありました。

指導者が声をかけてくれることもありましたが、他の生徒が多い時間帯はそれもあまり期待できません。

うちの子は気分にムラがあり、やる気のある時は喜んでくもんのプリントに取り組んでいましたが、やる気がない時は全くすることができませんでした。せっかく教室まで来ても気分がのらずぐずぐずとして何もせずに帰ってくることもありました。

とてもいい指導者がいる教室を見つけることができましたが、家からは少し遠く私が送迎をしないといけないことも負担になってしまい、無料体験だけしてその後はお断りしました。

私が実際に使っている教材

くもんは結果的に合わなかったうちの子ですが、無学年方式でマイペースに進めることができる教材はとても合っていたので、くもん以外でこのような教材はないかと探し始めました。

そこでみつけのがタブレットやPCを利用したインターネット教材「すらら」です。

「すらら」は無学年方式で学年をさかのぼってつまづいたところから学習することができます。また、間違えてしまった場合にはその問題より少し簡単な問題が出題されるので、分からないのにどんどん進んでしまうということがないところもいいですよ。

苦手なところはじっくり、得意なところはどんどん進めるという子どもひとりひとりに合わせたペースで勉強できるのが「すらら」です。

すららの魅力:なぜ私の子供にマッチしたのか

くもんの教材はとても良いものでしたが、うちの子はやっているうちに飽きてしまいました。

その点、「すらら」は楽しいアニメーションや音声も出るので飽きることなく学習ができたようです。

また、テキストをただ読むよりも動くアニメーションや音声があった方が圧倒的に理解がしやすいようでした。アニメや音声での説明の後に問題を解くとスムーズに学習を進めることができました。

いつでも好きな時に自宅で学習できるというのも良かったです。

うちの子は気分にムラがあるので気分がのらない時はどうしても勉強できません。「すらら」ならタブレットやPCがあればいつでも学習できるのでとても助かっています。

  • アニメーションや音声で視覚や聴覚をフル活用できるから。
  • いつでも好きな時に学習できるから。

こういっ理由で「すらら」は私の子どもに合っていました。

保護者としては送迎の手間がかからないというのも大きなメリットでしたよ。

 

>>すららの詳細はこちらから

 

まとめ

発達障害のおこさんの特性や症状は本当にさまざまなものがあり、誰にでも合う学習方法というものはありません。

その中で、くもんとすららは試してみる価値のある学習方法だと思います。

どちらも子どもが無理なくマイペースで学習できますし、教材の内容自体が良く練られたすばらしいものです。

子どもにより良い学習環境を与えたいというのは保護者であれば誰もが考えることだと思います。私もそうでした。そこでいろいろ試してみましたが、くもんとすららはその中でも優れた方法だと感じたのでこの記事がお子さんの学習に悩んでいる方のヒントになれば幸いです。

-発達障害

© 2024 寺子屋ナビ Powered by AFFINGER5