不登校でも伸びる受験勉強の方法!ポイントは6つ

子供が不登校になり学校へ行かずに家で過ごす様子を見ていると、復学や進学への不安が出てくることがあります。

このままずっとこの状態が続くのだろうか、勉強しないままでよいのだろうか、と。

そこで不安を解消するためには安心材料をたくさん知って頂くといいと思います。

不安を不安なままにせず、こういう方法もあるんだ、とわかるだけで次へのステップへ進みやすくなります。

ここでは不登校の子供たちの受験の状況について調べてみました。

不登校でも受験に受かった事例5選

不登校でも受験に合格した事例がたくさんあります。

たくさん悩んで、考えて、乗り越えて、長い道のりを経て今があるのだと感じます。

そのうちのいくつかの事例をご紹介したいと思います。

事例1 私立中に通っていたA君の話

中学3年のときに不登校になったA君、まわりは高校進学を考える時期になり、A君も受験するべきか迷っていました。

ある日偶然幼なじみに会ったときに高校受験の話になり、前向きに受験に向かっている幼なじみに刺激を受け、A君も通信制高校を受験してみようと決意しました。

塾に通う気にはなれなかったので、スタディサプリというアプリで塾の授業動画を観て勉強していました。

ちょっとした空き時間にも見ることができるので、時間を有効利用することができました。

英語が得意だったこともあり、得意科目はどんどん先の授業を観て勉強していました。

頑張った結果、見事A君は通信制高校に合格することができました。

自分のペースで勉強できたことと、得意科目の力をを伸ばせたことが合格に大きく影響していたと思います。

事例2 中学校3年生で不登校になったBさんの話

中学3年のとき不登校になったBさんは、内申点が足りないことにより高校進学が難しいかもしれない、と担任から言われていました。

それでもあきらめずに、県内の高校を調べてみることにしました。

いざ調べてみると、内申点が低くても通える可能性のある学校はいくつもありました。

不登校になったからといって進学を諦める必要はまったく無いことがわかりました。

受験まであまり時間がなかったので、不登校コースのある個別指導塾に通うことにしました。

塾の先生は不登校ならではの悩みや相談にものってくれて、精神的にも支えてもらえたのを覚えています。

おかげでBさんは無事に高校に合格することができました。

事例3 病気で学校へ通えなかったCさんの話

Cさんは中学2年生のときに病気になり、それから長い入院生活が続きました。

高校受験を控え、行先に悩んだ末に通信制高校を受験することを決めました。

病気の治療で勉強の遅れた分を取り戻すために、不登校専門の家庭教師にお願いすることにしました。

長い入院生活で心に劣等感が生まれ、自信のなさにつながっていたCさん。

不登校に知見を持った家庭教師の先生が指導を重ねるごとに、自信とやる気を取り戻していったようです。

学習面だけでなく、気持ちの面でもサポートを受けていたのでしょう。

Cさんは無事に通信制高校に受かることができました。

事例4 進学校に入学し不登校になったD君の話

D君は地元で有名な進学高校に入学しましたが、2年生のときに勉強についていけないことが原因で不登校になりました。

そこで不登校の経験を持つ家庭教師の先生に来てもらうことになり、学習面と生活面の両方からサポートを得ることにしました。

親には言えないことも先生には話せたり、悩みに共感してもらえたりすることで、D君は少しずつ自信を取り戻し、それに伴い学力も上がっていきました。

高校は退学しましたが、高卒認定に合格し、私立大学に補欠入学できるまでに学力は上がりました。

相性の合った家庭教師の先生に出会うことで、D君の進路は大きく変化しました。

事例5 家庭での学習を選んだEさんの話

Eさんは中学1年生のときに事情があり不登校になりました。

Eさんは、フリースクールや家庭教師など直接人に会うことが苦手になっていたので家庭で学習することを選びました。

自分で学習するだけではなかなか進められなかったので、親のすすめもあって通信教材を試してみました。

自分の好きなタイミングで好きなだけ学習できること、疑問点はオンライン上で聞くことができるサポートがあったこと、この2つが良かったと感じています。

一人一人に個別カリキュラムを組んでくれるので、受験対策にもなりました。

おかげで高校へ進学することができ、今では高校の予習・復習のために教材を使っています。

受験合格した子供たちの特徴

不登校という経験をし、希望する学校へ進学することができた子供たちにはいったいどういう特徴があるのでしょうか。

共通点を探ってみたいと思います。

選択肢が限られていた

不登校になることで出席日数が足りず、内申点に影響する場合もあります。

その場合、受験できる学校は限られてしまい、今まで希望していた学校を選べなくなることがあります。

今まで自分の視野に入っていなかった選択肢を探し、取り入れていく必要があったでしょう。

進学をあきらめなかった

あたりまえだ、と思われるかもしれませんが、気持ちの上で「ここまででいいや」と思うのと「まだまだ行ける」と思うのでは、その先の道が全く違ってきます。

不登校だから、病気だから、と可能性を閉じてしまわずに、「進学したい」という気持ちを持ち続けていたからこそ違う選択肢を探し、選んで進んでいけたのだといえます。

良い出会いがあった

前向きに頑張っている友達に会ったこと、不登校に理解のある先生に出会えたこと、自分に合う教材に出会えたこと。

そのときの自分にとっての良い出会いがあったからこそ、良い刺激になり、自分の気持ちのベクトルを未来へと向かわせることができたのだと感じます。

進学という大きな分岐点を自分の力で進んでいくために、必要な出会いであったといえるでしょう。

不登校の受験勉強のポイント6選

それでは受験勉強のために必要なこととはいったいなんでしょうか。

事例を基に考えてみたいと思います。

希望する学校での良いイメージを描く

今の自分の成績から選択肢を狭めるのではなく、希望する学校を調べてみたり、実際に見学に行ったりして雰囲気を味わってみましょう。

行けれない場合は写真や画像からのイメージでもよいと思います。

その学校に自分が通って楽しそうに過ごしている良いイメージを想像し、そのイメージ通りに叶えるために現実では何をしたらよいのかを考えていきましょう。

自分に合った勉強法を見つける

学校にいたときは、席に座り、聞いているだけで授業は進んでいきますが、自主学習となるとそうはいきません。

自分にはどんな勉強法が向いているのか考えてみましょう。

問題集をコツコツ解いていくことが苦にならない人、誰かと一緒の方が切磋琢磨して頑張れる人、マンツーマンでじっくり教わりたい人、自分の好きなときにしか絶対に勉強したくない人…。

自分の好きな勉強法がきっとあるはずです。

スモールステップでいい

不登校である子供の多くは劣等感を抱えています。

比べなくてもいいのに他の人と比べ、自分はこんなに出来ないんだと思い込んでしまっています。

例えば、今日は何時間勉強ができた、今日はこの単元が理解できたなど、小さなことでもいいので「出来た」「わかった」という積み重ねができると少しずつ自信が持てるようになっていきます。

ハードルを高くせず、スモールステップを積み重ねていきましょう。

無理をしない・させない

不登校になった子供の多くは、自分の力以上に頑張ってきて疲れています。まずは心身の回復が最優先ですので、決して無理はさせないようにしましょう。

エネルギーが溜まってきて子供自身が頑張りたい、というのであれば頑張ることも良いでしょう。

その場合は子供の力を信じて見守ってあげましょう。

褒める・褒めてもらう

スモールステップを積み重ねていったら、出来た自分をちゃんと褒めてあげましょう。

自分にご褒美をあげるでもいいし、「よく頑張ったね」と声をかけるのもいいでしょう。

第三者から褒めてもらうことも大切です。

親でもいいし、先生でもいい。自分ではない誰かから褒めてもらえることでさらに自信がついていくでしょう。

息抜きの方法を持つ

しっかり勉強できるようになり、習慣化しているなら安心です。自分のペースで勉強を続けられるでしょう。

勉強をすることも大事ですが、ずっと脳がフル回転している状態では疲労が溜まってしまいます。

自分に合った息抜き方法を持っておくと良いでしょう。

ゲームでもいいし、友達と遊ぶことでもいいし、寝ることでもいいと思います。

自分がリラックスしている状態を認識して、いつでも取り入れられるようにしておくことが大事です。

教材や家庭教師を併用すると効果的

自宅で学習し続けるには、一人の力だけでは限界を感じてしまうこともあるでしょう。

そんなときは誰かに助けを求めましょう。

教材や家庭教師の力を借りることで、自分だけでは取り組むことが消極的になっていた科目へも一歩踏み出せるかもしれません。

得意な科目はもっと伸びるかもしれません。

自分一人では気づけなかった自分の良さに気づかせてくれることでしょう。

おすすめの教材

すらら

すららは、自宅学習用のオンライン教材です。

授業の予習・復習はもちろん、受験対策も可能です。

無学年方式といって過去の単元に戻って学習することができるので、不登校で休んだ分の勉強を取り戻すことができます。

オンライン学習なので、自分のペースで学習できることも魅力の一つです。

すららの詳細はこちらから

スタディサプリ

https://www.youtube.com/watch?v=5OE2GY6Vh4U&t=17s

スタディサプリは、スマホやタブレット端末で受講できるオンライン教材です。

アプリをインストールし、有名塾講師による授業や講義をいつでも視聴することができます。

スマホでいつでもどこでもできる手軽さが魅力の勉強アプリです。

ちょっとした空き時間を有効利用することができます。

スタディサプリの詳細はこちらから

進研ゼミ

進研ゼミは、自宅学習用の通信教材です。紙中心のテキスト教材か、専用タブレット端末での受講か選ぶことができます。

学校の授業対策だけでなく、受験対策もできる内容になっています。

自宅で自分の好きなタイミングで勉強できることが魅力です。

進研ゼミの詳細はこちらから

おすすめの家庭教師

家庭教師のあすなろ

家庭教師のあすなろは、受験対策だけでなく不登校生へのサポートも行っています。

不登校への知見と理解のあるスタッフや教師が指導にあたります。

不登校に理解のあるスタッフや教師との出会いが、学習面でも精神面でも良い効果をもたらしてくれるかもしれません。

家庭教師のあすなろの詳細はこちらから

家庭教師ファースト

家庭教師ファーストは不登校サポートコースがあります。

不登校生が持つ悩みや相談にのり、一人一人に合った目標設定をしていきます。

学校へ行くことがゴールではなく、子供の心に寄り添った対応を心がけています。

家庭教師ファーストの詳細はこちらから

学研の家庭教師

学研の家庭教師には不登校コースがあり、専門スタッフと講師がが指導にあたります。

子供のメンタルサポートを重視しており、自信を取り戻していけるようバックアップします。

講師と子供が信頼関係を築くまでには時間がかかるかもしれませんが、良い出会いになれば子供の成長を見ることができるでしょう。

学研の家庭教師の詳細はこちらから

不登校におススメ家庭教師の資料を一気に請求する方法

家庭教師にはたくさんの種類があって、どうやって選んだらいいのかわからなくなることもあるかと思います。

そんなときに便利なのがこの「家庭教師比較くらべーる」です。全国の家庭教師を比較・検討することができる便利なサイトです。

家庭教師比較くらべーるを利用すると、複数の家庭教師の資料請求に行うことが可能です。

加えて、家庭教師比較くらべーるを経由して申し込むと20,000円のキャッシュバックを受けることができるのでお勧めします。

 

不登校のお子さんに適した家庭教師を効率的に見つけるためにもまずは一括で申し込んでみましょう。

 

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まとめ

不登校だからといって進学をあきらめる必要はありません。

一人一人に合った道が必ず見つかります。

子供が自分で選び自分で進むと決めた道を、見守り、応援してあげたいですね。

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