【タイプ別・年齢別】発達障害のお子さんにおススメの勉強法

発達障害のお子さんの親御さんは、お子さんの勉強法について悩んでいませんか?

私も3人子供がいて、末っ子が発達障害があります。家の近くにある塾に通わせたことがありましたが、塾の学習がついていけずに退塾させられたこともあります。

どうしたら学習がはかどるのだろう...と悩んでいました。

うちの子が高校生になったとき、高校の先生から「発達障害のお子さん対応の教材や塾、家庭教師がある」と聞き、すぐに何かあるかを調べて、早速始めてみました。するとうちの子の成績が以前よりも上がったのです。

うちの子の発達障害の特徴を理解し、それにあった対応(教材・家庭教師の利用など)することが学力アップには大切なことだと感じました。

その時の経験から以下の記事を書かせてもらいました。参考になればと思います。

発達障害の種類と特徴、おススメの勉強法

発達障害には様々な種類、特徴があります。うちの子もADHDとASDの二つをもっています。

障害の程度や種類によっても学習方法は変わってきますが共通して言えることは、しかるのではなくほめて伸ばすことが大切です

学習につまずいているお子さんは自信がなかったり、学習をする時間が苦痛に感じてしまい、ますます学習への意欲がなくなります。

実際にうちの子に対して、「なんでわからないの!」と怒ってしまったことがあります。うちの子も勉強の時間が大嫌いで、「勉強嫌い」とよく言っていました。

ついついできないことに目がいってしまいがちですが、できたことに対してたくさんほめてあげることで、意欲が生まれて楽しんで学習できます。

私がこのことに気づいたのはうちの子が高校生の時にすららという教材に出会ってからです。本当はもっと早く気づいてあげればうちの子はもっと楽しんで学習できたのではないかと後悔しています

皆さんが私のように後悔がないように発達障害の特徴などを理解しお子さんに合った勉強方法を見つけてあげてくださいね。

ASD

自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群ののことを指しています。

空気が読めず、正直な発言をしてしまうことや、好きなことにはとことん追求するが興味のない者には全く無関心であること、独特の世界観を持ち、他人との距離感を上手に保てないことが特徴としてあります。また音や光、感触などに過敏に反応してしまう子もいます。うちの子はドライヤーと赤ちゃんの泣き声が苦手で自分の耳を手で塞ぎながら、叫んだり、遠くの部屋に隠れてしまう行動があります。

多弁な子、寡黙な子、話し方が独特な子など一見それぞれ違う障害を持っているかのように思われがちですがASDの特徴はお子さんによって様々です。

ASDのお子さんに対しては想像力が乏しいため、先取り予習をすることが大切です。予習してから物事を進めると、うまく学習できるケースもあります。

ADHD

ADHDとは注意欠如多動性障害のことを言います。「不注意」「多動性(落ち着きがない)」「衝動的(順番待ちが苦手)」の3つの特徴があります。

集中力が続かずに、落ち着きがなくいつもそわそわしている、いきなり教室を飛び出してしまう、忘れ物が多いことがありADHDの特徴は学習するうえで、大きな壁になってしまっています。

ASDと特徴が似ている部分はありますが、ASDとADHDはまた別の分類になっています。しかしこの2つが併存している場合も少なくありません。

ADHDのお子さんには、我慢させるのではなく適度に休憩を取りながら勉強させる、周囲が声をかける、適度に目標を決めて、達成できたらご褒美をあげる、メモを取る習慣をつくり忘れ物を少なくするなどの対策で学習がはかどる可能性があります。

ディスレクシア

知的、通常の会話などに問題はなく良好な人間関係を築くことができますが、文字情報の処理が上手にできません。話せば理解できるのに、読み書きがうまくできず、字が覚えられない、本が読めないなどの傾向があります。学年が上がるごとに漢字が増えていき、英語の教科も加わるため、ディスレクシアのお子さんの負担が大きくなります。

ディスカリキュア

ディスカリキュアとは算数障害のことを意味しています。ディスレクシアと同じように知的には問題なく通常の会話も問題ありません。人間関係も円滑に築くことが出来ます。

しかし、算数になると、数字の大小、図形、文章問題が理解出来ないことが特徴です。ちらも学年が上がるごとに算数の難易度も上がるため、ディスカリキュアのお子さんの負担が大きくなります。

小学生と中学生での対応方法の違い

小学生の対応としては九九や割り算、漢字の読み書きなど学習の基本でつまずいてしまうと学年が上がるごとに勉強が難しくなり、勉強がついていけず、学校に行くのが億劫になってしまいます。

苦手なところは何度もやり直し勉強できるようにし、無学年学習を取り入れている教材や塾・家庭教師を利用したり、勉強に対して苦手意識を持たないようにするためにも家庭で楽しく学習できる環境を作っていくことが大切です。

中学生の対応としては、定期テストが始まり、成績で進路が大きく変わってしまいます。発達障害のお子さんは、目標に向けて計画的に学習を進めて行くのが苦手、テストの範囲やポイントなど先生の話を忘れてしまったり聞いていないことで、テスト勉強がスムーズにはかどらない、提出物を忘れるなどの問題が出てきます。

うちの子も中学生になってから、テストの範囲がわからないと前日になって私に言ってきたり、提出物を出すのを忘れるなどが目立つようになり、学習が上手にはかどらず、成績は学年の中でも後ろから2番目もしくは最下位でした。

定期テスト、提出物などで成績の評価が左右されるため、計画的に学習を進めて行くように塾や家庭教師、教材を利用し、学習していくこと、保護者が提出物の声かけをしていくことが大切になってくると考えています。

 

こんなタイプは教材を使うべき

ゲームやタブレットが好き、科目によって学年を変えたい、自分のペースで勉強したいと思うお子さんには教材がオススメです。

障害のタイプでいうと、特にASD、ADHD、ADのお子さんにおすすめです。もちろんほかの障害のお子さんも利用してもらっても大丈夫ですよ。

教材だけきてもうちの子は勉強しないから...と不安に感じる親御さんは多いと思います。しかし、メールなどで発達障害のことを理解している先生がしっかりサポートしてくれるので安心ですよ。

おススメの教材

私もうちの子が高校の時に担任の先生から先生から教材を進められて初めてみました。やってみた感想はうちの子は楽しんで勉強していて、夜遅くになったからやめるようにいっても「もっとやりたい!」と言っていたくらいです。うちの子の姿をみてもっと早くしておけばよかったと本当に思います

様々な教材がある中で私がオススメの2つを紹介していきますね。

すらら

すららはタブレット学習で、短い時間で集中できるように「対話型」「参加型」のアニメ動画でお子さんが飽きることなく学習することができます。対象者は小1~高3で幅広い年代のお子さんが利用することができます。

すららの最大の特徴は「無学年方式」です。苦手なところは何度でもさかのぼり学習ができますし、得意なところは学年を超えて学習することができます。

うちの子もすららを利用していました。うちの子は計算が得意で、国語が苦手でした。計算は中学3年生、国語の読解は小学4年生と選択し、ゲーム感覚で楽しんで学習していましたよ。

すららコーチがお子さん一人に対して1人つくようになっており、お子さんの特徴、勉強の進捗状況を把握しお子さんにあった学習計画を立ててくれます。教材だけ届けられても、溜まってしまいますよね。すららは学習計画をしっかり立ててくれるのでそれを防ぐことができます

 

>>すららの詳細はこちらから

 

進研ゼミ小学講座

進研ゼミ小学講座は、発達障害のお子さん専用の教材はありませんが、お子さんの学年とは違う学年の教材も受けられるので、進研ゼミ小学講座を利用している発達障害のお子さんはたくさんいますよ。

紙で作られた教材である「チャレンジ」のほかにデジタル教材として「チャレンジタッチ」があります。タブレット式で勉強できます。お子さんの特性に合わせてどちらかを選ぶことができます。

お子さんの学習についての相談も気軽にすることができますし、発達障害支援サイトがあり、お子さんとの関わり方についてアドバイスが詳しく書かれています。気になる方は是非見てみてください。

 

>>進研ゼミ小学講座の詳細はこちら

 

 

こんなタイプは塾がおススメ

タブレットやテレビゲームなどに興味がない、読み書きが苦手で教材に書いてあることが理解できない学習障害のお子さん、長時間集中力が保てないというお子さんにはおススメです!

決められた時間に学習時間が作れますし、家庭教師がそばにいてくれるので勉強でわからないことはすぐに教えてくれるので、勉強がはかどります。

家庭教師のあすなろ

家庭教師のあすなろは発達障害のお子さん向けの学習支援に力を入れています。発達障害について知識がある家庭教師が勉強を教えてくれます。学習計画を立ててくれるので自宅で自己学習する機会が増えますよ。

また保護者との連携を大切にしていて、月に一度は指導報告書を保護者に渡してくれるので、お子さんの学習状況が一目でわかります。うちの子もすららと並行して家庭教師のあすなろを利用してました。先生も優しくてうちの子の特徴を理解してくれていたし、指導報告書が月に一度貰えるので、うちの子の学習状況が分かり、親子共に安心して学習支援を任せることができました。

>> 家庭教師のあすなろに詳細はこちら

家庭教師ファースト

家庭教師ファーストは「発達障害コミュニケーション指導者」の資格を持っている専任スタッフがお子さんのカリキュラムの監修、家庭教師への指導を行ってくれます。

事前にお子さんの学習状況や発達障害の特徴などを専任スタッフがお子さんや保護者に聴取し、お子さんに合う家庭教師を選抜してくれます。その後も専任スタッフと家庭教師がお子さんの学習についての情報共有、打ち合わせなどをしっかり行い、お子さんの学習をトータルでバックアップしてくれるのが家庭教師ファーストの特徴です。

 

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まとめ

発達障害のタイプ、年齢などによって学習の支援方法は変わってきます。

お子さんに合った学習方法を見つけるためにも、学習教材や、塾、家庭教師の利用を検討するのも一つの方法です。

悩まれている方は一度利用してみてはいかがでしょうか?

 

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