発達障害の子供が学習するうえで困ることは様々あります。私の子供も発達障害なのでとても痛感しています。親が良かれと思ってしてきたことも子供に合っていなかったり、苦痛に感じてしまうこともあります。その子に合った学習方法を見つけるのは大変ですよね。

今回発達障害のお子さん向けの学習支援教材・サイトについて紹介します。わが子に合った学習方法のヒントになればと思います。

発達障害の子供の学習で困ること

私には3人の子供がいて、末っ子に発達障害があります。発達障害が分かったのは中学1年生の頃でした。

小学生の頃から落ち着きがなく、独り言も多かったです。友達との喧嘩も絶えず、毎日のように先生からの電話や家庭訪問でした。末っ子というのもあるのか、私は神経質にならず、いずれ年を重ねれば落ち着くだろうと気楽に考えていたのですが、学年が上がるたびにうちの子の幼い言動が目立つようになり、学校の授業がついていけずに、テストの点数も一桁のこともありました。

中学生になると同級生の子と比べると言動、行動はさらに幼さが目立つようになり児童相談所に相談し、発達障害であることが分かりました。なぜもっと早く気づいてあげられなかったのだろうと今でも後悔しています。

うちの子は中学生の時は数学は学年の中で真ん中くらいでそれ以外は、で最下位でした。国語が特に苦手で、国語の勉強はひたすらノートに同じ漢字を書き続けることしかできず、読解などの勉強は理解できていない様子でした。

うちの子を通してですが発達障害の子供が学習で困難に感じることを特に5つあり、今から紹介していきます。

学校の勉強についていけない

発達障害のお子さんは障害によって学校の学習に困難さを感じています。

長時間椅子に座ることができない、プリントを忘れてしまう、グループワークが苦手、教科書が読めないなど理由は様々ですです。学校の学習がついていけず、いじめや不登校の要因にもなります。

うちの子もプリントを忘れることが多いことや、授業に集中できずに、友達にちょっかいをだして喧嘩になったり、椅子に長時間座れずに、落ち着きがなくよく先生に注意をされていました。

学校の教師は個々で対応することが困難

発達障害のお子さんに対して個別に対応してくれる学校もありますが少数です。学校の教師は仕事量が多いですし、私の経験上、発達障害について深い知識を持っている人は一般的な公立の学校だと少ないと思います。そのため個々の学習支援まで手が回らずに放置されてしまいがちです。

うちの子も小学生の頃よく学校の先生から「落ち着きがない」「友達とのトラブルが絶えない」などよく指摘を受けていましたが、うちの子に合った教材を用意してもらったことはありません。

発達障害の知識が担任の教師や親である私になかったので、うちの子が発達障害であることすら気づくことができず、うちの子に合う学習支援を受けさせることができませんでした。もっと早く気づいてあげていたら、適切な学習支援を受けれたのではないのか?と今は後悔しています。

一般的な家庭教師、塾は偏差値を上げること、有名な学校に合格することを目的にしている

一般的な家庭教師、塾は偏差値を上げること、有名な学校に合格することを目的にしているため、発達障害のお子さんに合った学習支援を行っていません。

ついつい家の近所の塾や、お財布にやさしい金額の家庭教師を利用したくなるのですが、発達障害についての知識がないためお子さんにあった支援ができない可能性が高いです。

うちの子は小学生の頃は個別学習してくれる塾に通わしていましたが、上記で述べたように、プリントが整理できない、宿題をしない、集中できずに独り言が多いなど塾から指摘を受け、退塾させられました。その時は「うちの子が悪い」と思っていましたが、今はうちの子が悪いのではなく、うちの子にあった合った学習支援ができていなかったと反省しています。

自信がなくなる

学校や塾などの学習がついていけなくなるとお子さんにとったら暇な時間、苦痛な時間ですよね。そのような時間が続いてしまうと「自分はダメな子」「自分はバカだ」と思うようになり、自信がなくなります。発達障害のお子さんの特徴として、数年前の嫌な出来事も、昨日起こった出来事のように思い出して落ち込んでしまうことがありますよね。

うちの子も退塾させられたことは数年前の話なのに、昨日のことのように思い出して、「自分はダメな子でしょ?」とよく聞いてくることがあります。自分自身に自信が持てず、「自信がない」「自分なんかにできない」とよく訴えている様子があり、早いうちにうちの子にあった学習支援をしてあげればよかったとよく思います。

就職できない

 

就職することを将来の目標にしているお子さん、保護者は多いと思います。しかし上記1~4で述べたことが起こってしまうと、就職に必要なスキルを習得することができず、将来的に就職できないことへつながってしまう可能性があります。うちの子はなんとか就職できましたが、就職するまでに数十社落ちてしまい、本当に大変な就活でした。

学習支援教材・サイトを発達障害のお子さんにすすめる理由

学習支援教材・サイトを発達障害のお子さんにすすめる理由は、慣れた環境である自宅で、ゲーム感覚で楽しく学習することができます。

またサイトではなく直接人を通して支援を受けたい方は発達障害のことを理解した塾もあり、お子さんに合わせた学習支援が受けることができます。
一般的な塾や家庭教師は発達障害について理解が得られず、お子さんに合った学習支援を受けられないことが多いです。せっかく高い月謝を払っているのにお子さんにとって苦痛な時間になってしまったらもったいないですよね。

学習サイトでは慣れた環境である自宅で、信頼のおける家族が見守る中で実施できるのでお子さんや家族の負担も少ないと思いますよ。

また教材やサイトによっては図や絵がカラフルで分かりやすく作られていることや、ゲーム感覚で楽しめることも多く、お子さんが集中して、楽しんで学べる工夫がされています。まさしくうちの子がテレビゲーム大好きな子だったので、ゲーム感覚で楽しんでしていましたよ。

サイトだけではなく放課後や、休日に学習支援してくれる塾もあり、発達障害を理解した塾講師がいますので、お子さんの特徴にあった学習支援を受けることができ、お子さんが苦痛に感じることなく通うことができます。

おススメの学習支援教材・サイト


うちの子が学習教材を使い始めたのは、高校生で養護学校に通いだしてからです。養護学校の先生からおススメの学習支援教材・サイトを教えてもらいました。そこでおススメされた学習支援サイトを使ってみると、うちの子の学力が少しずつですが伸びていくようになりました。もっと早く使っていればよかったです。

教えてもらった中から私なりに調べておススメできるものが4つあります。今から紹介していきますので、参考になさってくださいね。

すらら

すららはタブレット学習で、短い時間で集中できるように「対話型」「参加型」のアニメ動画でお子さんが飽きることなく学習することができます。月謝は約8000円程度で対象者は小1~高3で幅広い年代のお子さんが利用することができます。

小テストは定期的行われており、自動採点ですのでお子さんを待たすことなく採点結果がでるので時間に無駄がありません。

タブレット学習だから、学習内容も子供の個別性にあった対応がしてもらえないのでは?と不安に感じる保護者もいると思います。

しかし、すららはすららコーチがお子さん一人に対して1人つくようになっており、お子さんの特徴、勉強の進捗状況を把握しお子さんにあった学習計画を立ててくれます。保護者にも子供のかかわり方などのアドバイスをしてくれるのでとても心強いですよね。

そしてすららの最大の特徴は「無学年方式」です。苦手なところは何度でもさかのぼり学習ができますし、得意なところは学年を超えて学習することができます。

うちの子も実はすららを利用していました。うちの子は計算が得意で、国語が苦手でした。計算は中学3年生、国語の読解は小学4年生と選択し、ゲーム感覚で楽しんで学習していましたよ。

 

>>すららの詳細はこちらから

 

TEENS

TEENSは東京、神奈川にあり、小学生~高校生までのお子さんの学習、就職支援を目的にしており、放課後デイサービスでは学習支援、週末はお仕事体験プログラムを実施しています。利用料金は世帯年収によって変わってきます。公式サイトをご参考ください。

学習支援では少人数制、マンツーマンで支援しており、お子さんの特徴に合わせた支援を可能にしています。学校の宿題だけではなく、履歴書の書き方や、パソコンの練習など様々なプログラムが用意されており、お子さんのニーズに合わせて対応してくれます。

週末のお仕事体験プログラムでは様々なお仕事の体験ができます。その中でTEENSは、資格やパソコンのスキルだけではなく、円滑に仕事ができるように、良好な人間関係の構築方法、前向きな気持ちで仕事ができるソーシャルスキルを取得ができます。

TEENSは私の住んでいる地域にはなかったので、通わせることができませんでした。お仕事体験もできるので、うちの子は就職にとても時間がかかって苦労したので、住んでいる地域にあれば通わせたかったです。

 

>>TEENSの詳細はこちら

 

進研ゼミ小学講座

進研ゼミ小学講座は、発達障害のお子さん専用の教材はありませんが進研ゼミ小学講座を利用している発達障害のお子さんはいます。

お子さんの学年とは違う学年の講座を受講することが可能です。そして紙で作られた教材である「チャレンジ」のほかにデジタル教材として「チャレンジタッチ」があります。お子さんの特性に合わせて選ぶことができます。

またお子さんの学習についての相談も気軽にすることができますし、発達障害支援サイトがあり、お子さんとの関わり方についてアドバイスが詳しく書かれています。

料金は月々約3000円~7000円程度で学年やコースによって変動があります。

 

>>>進研ゼミ小学講座の詳細はこちらから

 

LITALICOジュニア

関東、中部、関西で展開しているADHD、学習障害、自閉症などのお子さんの学習支援を実施しています。90以上の教室があり、利用者は8000人以上で実績があります。幼児から高校生までの利用が可能です。

利用料金は月4回利用で14500円(半年以上の利用が条件)です。(※変更になる可能性があり、公式サイトで詳細は確認お願いします)
「全てのお子さまに、必ず最適な学習方法がある」という考えのもと、お子さんの現在の学習状況、性格、好き嫌いなど総合的にアセスメントしお子さんにあわせた学習支援を実施しています。

教材も専門の大学教授が監修されたものを使用していることや発達障害について理解があり、専門性の高い指導員がお子さんの指導を行います。

また、保護者への支援も手厚く、授業をモニターで確認できることや、お子さんとのかかわりについて指導員と相談することができます。

 

>>LITALICOジュニアの詳細はこちら

 

発達障害のお子さんが楽しく学習するコツ

発達障害のお子さんが楽しく学習するためには、まずお子さんの特徴を理解することが大切です。

長時間椅子に座ってドリルをするのが苦手ならば、タブレット学習に変えてみることや、勉強した日はカレンダーにお気に入りのシールを貼ってみたりなどちょっとした工夫でお子さんは楽しく学習することができます。

その時に今回紹介した学習支援教材・サイトを利用していくことでお子さんの力は伸びていくと思います。うちの子も実際高校生からではありますが使用し、国語が苦手だったのですが今は私の知らないことわざも知っているくらいです。学習支援教材・サイトは様々あるので、お子さんに合った教材・サイトを見つけてあげてくださいね。

そして何よりも大切なことは保護者も一緒に楽しむことです。学習してくれなくてついイライラして、怒ってしまうことありますよね。私も実際ピリピリしてうちの子に怒ったことは何度もあります。怒っていくうちにうちの子は私の顔を伺うようになってしまいました。

今は本当にこのことを反省しています。私のようにならないためにも「学習することは楽しいよ」と保護者から伝えてあげて、一緒に楽しんでくださいね。

まとめ

発達障害のお子さんの特徴は様々です。学習支援教材・サイトはお子さんの特徴に合わせて学習支援をしてくれます。
ゲーム感覚で楽しめるタブレット学習や発達障害を専門とする教室があります。どれも保護者が学習支援で悩んだときにプロの指導員に相談することができ、保護者に対する支援も手厚いです。

学習をお子さんが楽しむために保護者も一緒に楽しみながら、学習支援教材・サイトを利用してくださいね。